▲魚止橋〜早戸大滝ピストン
本日は、幻の滝 早戸大滝の氷瀑を見物しますよ。たまにはピークハントを目的としないゆったりした行程も楽しいですね!まずは、早戸川沿いの林道を進みます。日陰は凍っていて危ないですね。
準備完了。沢沿いなので、沢への転落に備えて防水パックに入れた着替えを十分に用意しました。平日で人も通らないでしょうから、行動不能対策としてツェルトやサバイバルシート、非常食等も用意しました。
7:12 落石によって進めなくなっていたので、魚止橋付近よりスタートです。
しばらく落石のごろごろした林道を歩くと、林道の終点、伝道に到着しました。この地図が意味不明で、いままでみた山の地図でもっとも意味が分かりにくかたですよ。
伝道よりは、赤破線ルート(山と高原地図丹沢2010年)です。道中は、整備された道標はまったくなく、手書きの簡素なもの、赤ペンキ、赤テープのみでした。
鹿柵沿いの急登をしばらく進むと、造林小屋が見えてきました。中はがらんどうになっており、昭和61年と書かれた落書きがありましたよ。ノスタルジックですね。
造林小屋からは、ほとんど平らになりました。歩きやすいですね。
先人が作ってくださった橋で、大変ありがたい話なのですが、ちょっと怖かったです。
標高は1000mにも届かない所ですが、谷間の沢なので冷えるようですね。雪が残っていました。
岩壁のトラバースや、渡渉が頻繁でした。そこそこ赤テープや赤ペンキがあるので、道迷いの心配は少ないですね。
アスレチックのようなコースに疲れてきたころ、みてきました。凍った滝です!
9:04 早戸大滝到着。のんびり歩いた為、2時間近くかかってしまいましたね。
大迫力です。時間が止まったかのように滝が凍りついていました。アイスアックスを忘れたので、ここからは登れませんでしたよ(嘘です)
両手で描くYの字は、世界共通の救援信号です。「Yes,I need help!」
水は、ゆっくり凍ると不純物を外に押し出すので、氷そのものは綺麗なんです。泥水の氷も透明でしょ?
というわけで、溶かしてみましたが土がいっぱい混じっていて却下です(笑)
少し休憩したら、下り。やっと日が差してきました。ありがたい。沢筋は日が当たり難く寒いですが、ところどころ不思議な広い空間があったり、秘境的な魅力がありますね!
早戸大滝近くは、アスレチックの様相でした。完全にロープに体重を預ける場面もあり、安全性がイマイチです。みんなを連れてこよう!という気にはなりませんね。
林道からの取り付きが一瞬迷いましたので紹介しておきます。林道終点より、矢印の方向へ登り始めると、すぐに鹿柵が見えてきますので、鹿柵を右手にして進みます。
ルート等詳細は、ヤマレコにアップしました。
昼・・・ロースカツ定食(湯快爽快)